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VIPPERな俺 新着記事
2009.08.11 (Tue)
民俗学に興味があるのでお前らの故郷の伝説・まじない・風習を教えて
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 14:54:51.29 ID:Wne/8+iG0
俺も暇なら書いていく
できることなら出身地もかいてくれるとありがたい
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 14:56:07.28 ID:h0tR1yJO0
またお前か
ヒイラギで目を刺すぞ
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:39:04.33 ID:pKPFK3idO
>>4
最近民俗学スレを定期的に立ててたの俺
お盆は地方俗信の宝庫
みんな実家に帰ってお爺さんお婆さんに話を聞こう
お盆にまたスレ建てるのでよろしく
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:01:09.98 ID:Wne/8+iG0
まじない方面で行こうかな
山に入るときは「ひとひろ、ふたひろ、みひろ」と紐か何かをひっぱるしぐさをする
こうすれば魔よけになるらしい
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:01:23.94 ID:V945b3B3O
昔、富士山と鳥海山がその姿の美しさを競った時
鳥海山、他に劣る所はなかったんだけど高さだけは富士山に及ばなかった
だから鳥海山は怒って噴火、頂上の一部が吹っ飛んでしまった
んで、それが日本海に落ちて飛島になりましたとさ
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:03:39.62 ID:Wne/8+iG0
鶏を〆るときは「ナムアブラウンケンソワカ」みたいなまじないを唱える
そうして首をカミソリでスッとやると、暴れることもなく死ぬらしい
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:06:03.15 ID:Wne/8+iG0
昔は朝鮮部落というものがどこにでもあった
物凄く山奥に住んでいるが、たまにしょうゆとかミソとか塩を売りにくる
ほぼ押し売りみたいなもんでみんな仕方なしに買っていた
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:09:21.66 ID:DRgAScnI0
弁慶の足跡が付いた岩があって、それを踏むと早く走れるようになるらしい
成長期だったからかもしれないけど俺も早くなったよ
100m20秒くらいかかってたのが16秒くらいになって
マラソンでは毎年最下位だったのが5位になれた
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:10:46.37 ID:V945b3B3O
あと平家落武者伝説とかあったな
壇ノ浦で負けた平家の武者が流れに流れて寺島までたどり着いたと
まぁ彼らは最終的に島の漁師になるんだけどね
今でも彼らの武具と死んじゃった人を埋めたらしい平家盛と源氏盛がある
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:12:30.66 ID:Wne/8+iG0
昔はどこでもどぶろくを作っていた
しかしたまに税務署の役人が来ることがあって、見つかると容赦なく罰金を取られるんだが、
そこらへんは皆なれたもので、どこかの家に税務署の役人が来ると一瞬で村全体に話が広まり、
子供とか旦那に酒瓶を持たせて山に逃がした。あとはもぬけの殻になった家に役人を案内させるだけ
あと、イースト菌でどぶろくを造ると悪酔いするものらしい
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:13:35.80 ID:4Z3Q06AuO
昔昔あるところにイタズラものの猿が降りました
なんやかんやあった挙げ句にキレた神様が猿を放り投げて懲らしめました
それからその山のことを猿投山となづけましたとさ
おしまい
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:15:15.41 ID:Wne/8+iG0
俺の家の近くには○○森という森があるが、その森(山)には天狗がいるという
しかし、その森を挟んで東側には天狗の話など伝わっていない
どうやらその天狗はその森より東には入れないらしい
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:17:52.37 ID:Wne/8+iG0
>>15の森の麓には昔長者様がいた
何百頭も馬を飼っていたので多分遠野物語で言う『駄賃付け』みたいなもんかと思われるが、
その長者様とやらは常時口からよだれをたらしまくっていたというから始末が悪い。
そしてその長者様はあるとき、シドケイ堤と呼ばれるところに財宝を隠した。
その森で山火事があり、その長者様の一族はみな滅んでしまったが、財宝はそのままだという。
ちなみに家のあたりで「シドケイ」とはヤブレガサのことである。
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:20:58.11 ID:Wne/8+iG0
>>17
さらにその森では、戦前~戦後直後にはよく環状列石が出土したという
男根型の石を中心として、たまに人骨も出たとか
ただ、その当時はそんなものはあんまり重視されない時代で、皆潰されてしまった
その後、国の食糧増産計画に則り、そこは全部水田になってしまったので、今はもうなにもない
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:15:55.33 ID:1eY9ACvI0
葬式のとき故人の茶碗を割る
京都だけって聞いたけどマジ?
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:18:39.29 ID:Wne/8+iG0
>>16
マジか? それは朝鮮式の葬式だったはず。
昔京都には朝鮮人がいたのかもな。
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:23:34.66 ID:V945b3B3O
>>20
日本に先進的な文化持ってきたのは
朝鮮とかからの渡来人だしねぇ…
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:19:46.43 ID:DRgAScnI0
茶碗割るのは福井でもあるって聞いた
うろ覚えだけど
あの世でも飯食えるように茶碗を一緒に割る(死なせる)って感じじゃなかったかな
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:20:11.87 ID:ILo0xBNp0
山の奥にある滝つぼに牛の頭を放り込むと雨が降る
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:24:12.85 ID:Wne/8+iG0
>>23
おお、俺も聞いたことがあるぜ
川にケガレたものを投げるなと
大昔、天保の大飢饉では多くの人間が亡くなった。
飢饉(ケカツという)のときは家の土壁の藁まで煮出して食ったという。
さらに、ワラビの根っこを磨り潰して澱粉餅にする『ワラビ餅』というのが重宝された。
いまだにこのワラビ餅を食うと複雑な気持ちになる老人多数。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:22:31.43 ID:V945b3B3O
古代、鳥海山は大物忌神って呼ばれて
朝廷から畏れられてたみたい
当時、鳥海山から先は蝦夷地だしね、国の守り神でもあったっぽい
鳥海山の噴火は大物忌神の怒りだって
噴火の度に位階を昇進してる
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:24:43.41 ID:1eY9ACvI0
葬式に茶碗割るってのの情報見つけてきた
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q149540684?fr=rcmd_chie_detail
確かに、浄土宗だったな…
今は浄土真宗なんだけど
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:26:57.63 ID:jWKaZ1SiO
千葉の田舎のある地域の俺が来ましたよ
神様がうなぎだからうなぎ食っちゃいけない
最近は新しい人が増えてきたから普通に食ってる家もあるけど昔から住んでる家の年寄りは絶対食わない
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:30:19.98 ID:Wne/8+iG0
>>31
大水のときにウナギが堤防の穴に入り込んで穴をふさいだというアレか
ウチの田舎では隠し念仏という、非常にオカルトな風習が残っている。
遠野物語にも『邪宗』と書かれているアレ。隠されているゆえ、今も研究が進んでないらしい。
今年もあと一週間もすれば始まる。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:33:30.70 ID:jWKaZ1SiO
>>34
そんなの初めて聞いたww
堤防ってことは利根川?
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:35:52.49 ID:Wne/8+iG0
>>35
そうだ。昔は利根川って結構荒れたらしいからな
ねねこ河童なんてそういう洪水被害から生まれた話じゃないかね
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:27:26.15 ID:Wne/8+iG0
終戦直後、ウチの辺りの家では田舎ゆえ、情報が流れてこないのでみんなパニックを起こしていた。
今に米軍がハンヴィーで村までやってきて、村人を横一列に並ばせ、
竹槍で耳から耳を串刺しにしてメザシ状態にするというデマが流れたらしい。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:28:40.97 ID:gdEkMZ2y0
うちの近所の公園にはジャングルジムがあった
そのジャングルジムで毎晩オナニーしてた男がいたらしい
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:34:06.95 ID:Wne/8+iG0
俺の家の背後にある山の頂上には昔、熊野神社があった。
その熊野神社は何度も何度も場所を移した挙句、今の場所にある。
その熊野神社はどうやら京都方面から来たらしいが、そのとき、
なにかよからぬものまで持ってくる必要があったらしく、それを守る一族はいまだにパッとしない。
その「よからぬもの」は何か知らないが、おそらく呪物か何からしい。
……と思っていたら、この間その家のバアちゃんが死んで、ついにお家断絶してしまった。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:37:57.79 ID:Wne/8+iG0
悪夢を見たときは、「ナンマンダス」と三度唱えるといい。金縛りであっても解ける
たぶん南無阿弥陀仏の訛った奴なんだろう
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:41:58.58 ID:Wne/8+iG0
昔はどこでど牛を飼っていたものだが、戦後になって大抵去勢するようになった
しかし、その去勢した牛の睾丸がもったいないのでみんな煮るなり焼くなりして食っていた
当時の食糧事情と、肉が食卓に上ることが少なかった時代背景を考えればごく普通のことだが、
めちゃくちゃ臭くてとてもじゃないが喰えたもんじゃないらしい
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:48:37.12 ID:Wne/8+iG0
昔は子供が悪いことをすると「モッコが来るぞ!」と言って子供を戒めた
モッコとは蒙古、要するにモンゴルの元帝国のことだと言われてるが詳しいことは不明
または「矢通りに連れてくぞ!」と言って脅す親もあった
矢通りとはその昔、蝦夷と朝廷軍の激戦地であったところで、
モッコ云々より矢通りに連れて行くと言われるほうが怖かったという
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:53:35.89 ID:O+UiqPoxO
大阪府北部なんだけど
近所に「二十歳」と書いてハタチと読む、変わった名前の橋があります
なんでこんな名前なのか…
その二十歳という橋がかかっている川なんですが、今でこそ整備はきちんとされているものの
なにしろかなり大きな川ですから、山が近いこともあって昔は大雨が降ると洪水を起こすことも少なくなかったそうです
そこで当時その辺り一帯を収めていた良家の当主は、新しく橋を建てるにあたって
その橋下駄の柱と共に、村人から娘を一人、人身御供として埋めてしまうことで
川の神様にお願いし、氾濫や洪水をどうにか抑えようと考えました
そこでこのようなおふれを出したのです
「村に住む二十歳の娘を全員集め、その中で最もみすぼらしい格好をしていたものを人身御供とする」と
当然村人は誰も娘にできるだけいい格好をさせて言われた通りしました
しかし集まった娘達の中で一番みすぼらし格好だったのは
古いものや痛んだものを直したり繕ったりして大事に使う、良家の当主の娘だったのです
彼女は継ぎ接ぎだらけの着物でしたから、他の娘はみんなそれよりは良い格好で
まさかとは思った当主も流石に自分が言い出したことを村人の前で取り消すことはできず
仕方なしに、当主は二十歳になる自分の娘を
自分が出したおふれの通り、人身御供に捧げることになったそうです
そんなことがあって、その橋は「二十歳」と呼ばれているとか
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:54:51.07 ID:eQaW34MdO
その者青き衣をまといてええっとなんだっけ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:57:40.30 ID:Wne/8+iG0
コケシは『子消し』ということで口減らしの子供だとかいわれてるが、
桑の葉、もしくは蚕のことを昔は『コッカシ』と呼んだので、そちらの方が語源らしい
んで、この蚕のフンというのは面白いもんで、遠くの田に肥蒔き行くとき、
肥にこの蚕のフンを混ぜるとアラ不思議、固形になるそうだ。
んであとはこれを籠なりなんなりに入れてその田んぼまで持っていき、水をかけて戻す。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 16:09:32.15 ID:/JUyCqQLO
病気の母親をもつ童が、働いてようやく買ったボロ刀を携えて、大蛇の棲むという淵で釣りをしていた。
そこでは大蛇を恐れて誰も釣りをするものが無かったので、大きな魚が何匹も釣れた。
この様子を見ていた通りすがりの者は不思議に思ったが、童の頭上を見て仰天。
例のボロ刀がひとりでに鞘から抜けて、今にも襲い掛かろうとする大蛇を威嚇していた。
世にも不思議な霊刀ということで、後にお殿様に献上されたという。
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 16:45:17.30 ID:Wne/8+iG0
正月にはみんなが神棚の前に集まり、お神酒を回し飲みする。
子供であっても日本酒を飲まなきゃならない。そうしないと福が逃げる。
昔は拍手を打ったそうだが今はやらない。
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 16:59:00.94 ID:Wne/8+iG0
近くの川には髪長淵と言われる淵があり、昔はそこに髪の長い主が住んでいたそうだ
実は北上川水系には結構ある話で、もっと南の方では洪水のことを白髯水という
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 16:59:53.30 ID:j+5vnaTDO
墓参りで転んだら腕一本置いてかなきゃならない
結構命懸け
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:03:31.12 ID:Wne/8+iG0
>>62
その場合、墓場の砂粒をひとつ飲み込めばよいという
っていうかこういう呪いの類の話になんでも抜け道作ってくところが日本っぽいよな
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:08:24.35 ID:Wne/8+iG0
人が死ぬときは親戚の家にどこからか鳥が飛んできて
仏間の天井を啼きながら飛び回るという
俺のひぃじいさんが死んだときの、親戚のあるじいさんの実体験
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:14:05.74 ID:5Xks5zUXO
俺の地元には、かの征夷大将軍 坂上田村麿の放った鏑矢が刺さった土地に建立された
「大鏑矢神社」と呼ばれる由緒正しき社があってだな
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:18:11.54 ID:Wne/8+iG0
>>67
空中に鏑矢を射るというのはどこでもある風習。
昔旱魃なんかのときにあんまりにも太陽が憎らしいから射殺しようと試みたとか。
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:31:19.37 ID:5Xks5zUXO
>>69
てか、資料漁ってみると同時代に田村麿、全国至る所に現われてるからなwww
地元の勇士を当時の絶対的ヒーローである将軍にダブらせたんだね
空海や小野小町なんかもそうだけど
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:19:18.48 ID:Zs9FjRMe0
愛知県瀬戸市。
当時門外不出であった大陸由来の製陶技術を得るため、加藤民吉は九州にて現地妻を作り、製陶技術を故郷・瀬戸に持ち返った。
製陶技術を持ち帰り、瀬戸を発展させた加藤民吉の功績を称え、毎年9月の第二日曜日(?)には「せともの祭り」なる祭りが開催されるが、
必ずといっていいほどこの日に雨が降るのは製陶技術を習得するため利用されたと知った現地妻の涙であるという。
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:20:28.48 ID:gAdN8ll30
葬式や通夜から帰ってきたら玄関に入る前に全身に塩を振りかける
かける手順は足元→胴体→最後に肩
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:22:44.54 ID:TwBQoXmT0
>>71
これは全国区なんじゃね?
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:25:27.33 ID:gAdN8ll30
>>72
以前どっかでこの風習は関東だけと聞いたんだが
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 17:39:51.23 ID:Ncn4xWvi0
お盆は熊野にでもいこっと
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:42:25.10 ID:Wne/8+iG0
なぁ、隠し念仏ってそんなにヤバいもんなのか?
テレビで見て超怖かったとか、発言小町の真っ黒い手紙がどうとか
俺は生まれてこの方ずっと普通の念仏だと思ってたのに違うのか?
っていうか真っ黒い手紙って何だ? 隠し念仏と何の関係が?
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:47:48.71 ID:pKPFK3idO
>>77
前にも隠し念仏の話が出たときに発言小町って単語が出てきてたけど、それって掲示板のこと?
何か書かれてたの?
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:49:36.47 ID:Ncn4xWvi0
ああ、急にどぶろくが飲んでみたくなった
無駄に覚えてる人が多そうな言葉
知 る と 鬱 に な る 雑 学
世界史で一番格好いい名前は
名言の途中に「死ねばいいのに」を入れると小物になる
リアルでうっかり使ってしまった言葉
戦 争 に ま つ わ る 怖 い 話
歴史って勉強する意味あるの?
学校で教わった間違った知識
ヤムチャを名言やことわざの一部にいれると弱々しくなる
この世で一番のナゾってなんだよ
凄まじくセンスを感じたフレーズや言葉ってあるか?
ドラえもんって名言なくね?
クレしんの名台詞あげていこうぜ
先生困らせる数学的な質問教えてくれ
なめくじの交尾すごすぎ
難しい言葉や言い回しする人ほど頭が良くないんだって
アメリカ人にFuck youって言ったことある?
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女の性格って名前から推測できるよな
ス イ ー ツ (笑) 名 言 集
異 性 に 言 わ れ て 傷ついた一言
女の子が喋る方言で一番最高なのってなに?
世 界 一 難 し い 言 語 っ て な に ?
ことわざの一部を「死ぬ」に変えると一気に殺伐とする
ことわざの一部を松岡修造にしてもさほど違和感ない
中二病用語集
各学科のプロポーズの言葉
絵がうまくなる方法
意外と知られていない、面白いトリビア
ヒゲ抜いてるヤツちょっとこい
名言に「※ただしイケメンに限る」をつけると絶望感がすごい
俺も暇なら書いていく
できることなら出身地もかいてくれるとありがたい
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 14:56:07.28 ID:h0tR1yJO0
またお前か
ヒイラギで目を刺すぞ
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:39:04.33 ID:pKPFK3idO
>>4
最近民俗学スレを定期的に立ててたの俺
お盆は地方俗信の宝庫
みんな実家に帰ってお爺さんお婆さんに話を聞こう
お盆にまたスレ建てるのでよろしく
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:01:09.98 ID:Wne/8+iG0
まじない方面で行こうかな
山に入るときは「ひとひろ、ふたひろ、みひろ」と紐か何かをひっぱるしぐさをする
こうすれば魔よけになるらしい
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:01:23.94 ID:V945b3B3O
昔、富士山と鳥海山がその姿の美しさを競った時
鳥海山、他に劣る所はなかったんだけど高さだけは富士山に及ばなかった
だから鳥海山は怒って噴火、頂上の一部が吹っ飛んでしまった
んで、それが日本海に落ちて飛島になりましたとさ
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:03:39.62 ID:Wne/8+iG0
鶏を〆るときは「ナムアブラウンケンソワカ」みたいなまじないを唱える
そうして首をカミソリでスッとやると、暴れることもなく死ぬらしい
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:06:03.15 ID:Wne/8+iG0
昔は朝鮮部落というものがどこにでもあった
物凄く山奥に住んでいるが、たまにしょうゆとかミソとか塩を売りにくる
ほぼ押し売りみたいなもんでみんな仕方なしに買っていた
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:09:21.66 ID:DRgAScnI0
弁慶の足跡が付いた岩があって、それを踏むと早く走れるようになるらしい
成長期だったからかもしれないけど俺も早くなったよ
100m20秒くらいかかってたのが16秒くらいになって
マラソンでは毎年最下位だったのが5位になれた
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:10:46.37 ID:V945b3B3O
あと平家落武者伝説とかあったな
壇ノ浦で負けた平家の武者が流れに流れて寺島までたどり着いたと
まぁ彼らは最終的に島の漁師になるんだけどね
今でも彼らの武具と死んじゃった人を埋めたらしい平家盛と源氏盛がある
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:12:30.66 ID:Wne/8+iG0
昔はどこでもどぶろくを作っていた
しかしたまに税務署の役人が来ることがあって、見つかると容赦なく罰金を取られるんだが、
そこらへんは皆なれたもので、どこかの家に税務署の役人が来ると一瞬で村全体に話が広まり、
子供とか旦那に酒瓶を持たせて山に逃がした。あとはもぬけの殻になった家に役人を案内させるだけ
あと、イースト菌でどぶろくを造ると悪酔いするものらしい
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:13:35.80 ID:4Z3Q06AuO
昔昔あるところにイタズラものの猿が降りました
なんやかんやあった挙げ句にキレた神様が猿を放り投げて懲らしめました
それからその山のことを猿投山となづけましたとさ
おしまい
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:15:15.41 ID:Wne/8+iG0
俺の家の近くには○○森という森があるが、その森(山)には天狗がいるという
しかし、その森を挟んで東側には天狗の話など伝わっていない
どうやらその天狗はその森より東には入れないらしい
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:17:52.37 ID:Wne/8+iG0
>>15の森の麓には昔長者様がいた
何百頭も馬を飼っていたので多分遠野物語で言う『駄賃付け』みたいなもんかと思われるが、
その長者様とやらは常時口からよだれをたらしまくっていたというから始末が悪い。
そしてその長者様はあるとき、シドケイ堤と呼ばれるところに財宝を隠した。
その森で山火事があり、その長者様の一族はみな滅んでしまったが、財宝はそのままだという。
ちなみに家のあたりで「シドケイ」とはヤブレガサのことである。
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:20:58.11 ID:Wne/8+iG0
>>17
さらにその森では、戦前~戦後直後にはよく環状列石が出土したという
男根型の石を中心として、たまに人骨も出たとか
ただ、その当時はそんなものはあんまり重視されない時代で、皆潰されてしまった
その後、国の食糧増産計画に則り、そこは全部水田になってしまったので、今はもうなにもない
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:15:55.33 ID:1eY9ACvI0
葬式のとき故人の茶碗を割る
京都だけって聞いたけどマジ?
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:18:39.29 ID:Wne/8+iG0
>>16
マジか? それは朝鮮式の葬式だったはず。
昔京都には朝鮮人がいたのかもな。
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:23:34.66 ID:V945b3B3O
>>20
日本に先進的な文化持ってきたのは
朝鮮とかからの渡来人だしねぇ…
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:19:46.43 ID:DRgAScnI0
茶碗割るのは福井でもあるって聞いた
うろ覚えだけど
あの世でも飯食えるように茶碗を一緒に割る(死なせる)って感じじゃなかったかな
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:20:11.87 ID:ILo0xBNp0
山の奥にある滝つぼに牛の頭を放り込むと雨が降る
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:24:12.85 ID:Wne/8+iG0
>>23
おお、俺も聞いたことがあるぜ
川にケガレたものを投げるなと
大昔、天保の大飢饉では多くの人間が亡くなった。
飢饉(ケカツという)のときは家の土壁の藁まで煮出して食ったという。
さらに、ワラビの根っこを磨り潰して澱粉餅にする『ワラビ餅』というのが重宝された。
いまだにこのワラビ餅を食うと複雑な気持ちになる老人多数。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:22:31.43 ID:V945b3B3O
古代、鳥海山は大物忌神って呼ばれて
朝廷から畏れられてたみたい
当時、鳥海山から先は蝦夷地だしね、国の守り神でもあったっぽい
鳥海山の噴火は大物忌神の怒りだって
噴火の度に位階を昇進してる
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:24:43.41 ID:1eY9ACvI0
葬式に茶碗割るってのの情報見つけてきた
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q149540684?fr=rcmd_chie_detail
確かに、浄土宗だったな…
今は浄土真宗なんだけど
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:26:57.63 ID:jWKaZ1SiO
千葉の田舎のある地域の俺が来ましたよ
神様がうなぎだからうなぎ食っちゃいけない
最近は新しい人が増えてきたから普通に食ってる家もあるけど昔から住んでる家の年寄りは絶対食わない
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:30:19.98 ID:Wne/8+iG0
>>31
大水のときにウナギが堤防の穴に入り込んで穴をふさいだというアレか
ウチの田舎では隠し念仏という、非常にオカルトな風習が残っている。
遠野物語にも『邪宗』と書かれているアレ。隠されているゆえ、今も研究が進んでないらしい。
今年もあと一週間もすれば始まる。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:33:30.70 ID:jWKaZ1SiO
>>34
そんなの初めて聞いたww
堤防ってことは利根川?
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:35:52.49 ID:Wne/8+iG0
>>35
そうだ。昔は利根川って結構荒れたらしいからな
ねねこ河童なんてそういう洪水被害から生まれた話じゃないかね
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:27:26.15 ID:Wne/8+iG0
終戦直後、ウチの辺りの家では田舎ゆえ、情報が流れてこないのでみんなパニックを起こしていた。
今に米軍がハンヴィーで村までやってきて、村人を横一列に並ばせ、
竹槍で耳から耳を串刺しにしてメザシ状態にするというデマが流れたらしい。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:28:40.97 ID:gdEkMZ2y0
うちの近所の公園にはジャングルジムがあった
そのジャングルジムで毎晩オナニーしてた男がいたらしい
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:34:06.95 ID:Wne/8+iG0
俺の家の背後にある山の頂上には昔、熊野神社があった。
その熊野神社は何度も何度も場所を移した挙句、今の場所にある。
その熊野神社はどうやら京都方面から来たらしいが、そのとき、
なにかよからぬものまで持ってくる必要があったらしく、それを守る一族はいまだにパッとしない。
その「よからぬもの」は何か知らないが、おそらく呪物か何からしい。
……と思っていたら、この間その家のバアちゃんが死んで、ついにお家断絶してしまった。
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:37:57.79 ID:Wne/8+iG0
悪夢を見たときは、「ナンマンダス」と三度唱えるといい。金縛りであっても解ける
たぶん南無阿弥陀仏の訛った奴なんだろう
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:41:58.58 ID:Wne/8+iG0
昔はどこでど牛を飼っていたものだが、戦後になって大抵去勢するようになった
しかし、その去勢した牛の睾丸がもったいないのでみんな煮るなり焼くなりして食っていた
当時の食糧事情と、肉が食卓に上ることが少なかった時代背景を考えればごく普通のことだが、
めちゃくちゃ臭くてとてもじゃないが喰えたもんじゃないらしい
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:48:37.12 ID:Wne/8+iG0
昔は子供が悪いことをすると「モッコが来るぞ!」と言って子供を戒めた
モッコとは蒙古、要するにモンゴルの元帝国のことだと言われてるが詳しいことは不明
または「矢通りに連れてくぞ!」と言って脅す親もあった
矢通りとはその昔、蝦夷と朝廷軍の激戦地であったところで、
モッコ云々より矢通りに連れて行くと言われるほうが怖かったという
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:53:35.89 ID:O+UiqPoxO
大阪府北部なんだけど
近所に「二十歳」と書いてハタチと読む、変わった名前の橋があります
なんでこんな名前なのか…
その二十歳という橋がかかっている川なんですが、今でこそ整備はきちんとされているものの
なにしろかなり大きな川ですから、山が近いこともあって昔は大雨が降ると洪水を起こすことも少なくなかったそうです
そこで当時その辺り一帯を収めていた良家の当主は、新しく橋を建てるにあたって
その橋下駄の柱と共に、村人から娘を一人、人身御供として埋めてしまうことで
川の神様にお願いし、氾濫や洪水をどうにか抑えようと考えました
そこでこのようなおふれを出したのです
「村に住む二十歳の娘を全員集め、その中で最もみすぼらしい格好をしていたものを人身御供とする」と
当然村人は誰も娘にできるだけいい格好をさせて言われた通りしました
しかし集まった娘達の中で一番みすぼらし格好だったのは
古いものや痛んだものを直したり繕ったりして大事に使う、良家の当主の娘だったのです
彼女は継ぎ接ぎだらけの着物でしたから、他の娘はみんなそれよりは良い格好で
まさかとは思った当主も流石に自分が言い出したことを村人の前で取り消すことはできず
仕方なしに、当主は二十歳になる自分の娘を
自分が出したおふれの通り、人身御供に捧げることになったそうです
そんなことがあって、その橋は「二十歳」と呼ばれているとか
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 15:54:51.07 ID:eQaW34MdO
その者青き衣をまといてええっとなんだっけ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 15:57:40.30 ID:Wne/8+iG0
コケシは『子消し』ということで口減らしの子供だとかいわれてるが、
桑の葉、もしくは蚕のことを昔は『コッカシ』と呼んだので、そちらの方が語源らしい
んで、この蚕のフンというのは面白いもんで、遠くの田に肥蒔き行くとき、
肥にこの蚕のフンを混ぜるとアラ不思議、固形になるそうだ。
んであとはこれを籠なりなんなりに入れてその田んぼまで持っていき、水をかけて戻す。
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 16:09:32.15 ID:/JUyCqQLO
病気の母親をもつ童が、働いてようやく買ったボロ刀を携えて、大蛇の棲むという淵で釣りをしていた。
そこでは大蛇を恐れて誰も釣りをするものが無かったので、大きな魚が何匹も釣れた。
この様子を見ていた通りすがりの者は不思議に思ったが、童の頭上を見て仰天。
例のボロ刀がひとりでに鞘から抜けて、今にも襲い掛かろうとする大蛇を威嚇していた。
世にも不思議な霊刀ということで、後にお殿様に献上されたという。
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 16:45:17.30 ID:Wne/8+iG0
正月にはみんなが神棚の前に集まり、お神酒を回し飲みする。
子供であっても日本酒を飲まなきゃならない。そうしないと福が逃げる。
昔は拍手を打ったそうだが今はやらない。
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 16:59:00.94 ID:Wne/8+iG0
近くの川には髪長淵と言われる淵があり、昔はそこに髪の長い主が住んでいたそうだ
実は北上川水系には結構ある話で、もっと南の方では洪水のことを白髯水という
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 16:59:53.30 ID:j+5vnaTDO
墓参りで転んだら腕一本置いてかなきゃならない
結構命懸け
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:03:31.12 ID:Wne/8+iG0
>>62
その場合、墓場の砂粒をひとつ飲み込めばよいという
っていうかこういう呪いの類の話になんでも抜け道作ってくところが日本っぽいよな
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:08:24.35 ID:Wne/8+iG0
人が死ぬときは親戚の家にどこからか鳥が飛んできて
仏間の天井を啼きながら飛び回るという
俺のひぃじいさんが死んだときの、親戚のあるじいさんの実体験
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:14:05.74 ID:5Xks5zUXO
俺の地元には、かの征夷大将軍 坂上田村麿の放った鏑矢が刺さった土地に建立された
「大鏑矢神社」と呼ばれる由緒正しき社があってだな
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:18:11.54 ID:Wne/8+iG0
>>67
空中に鏑矢を射るというのはどこでもある風習。
昔旱魃なんかのときにあんまりにも太陽が憎らしいから射殺しようと試みたとか。
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:31:19.37 ID:5Xks5zUXO
>>69
てか、資料漁ってみると同時代に田村麿、全国至る所に現われてるからなwww
地元の勇士を当時の絶対的ヒーローである将軍にダブらせたんだね
空海や小野小町なんかもそうだけど
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:19:18.48 ID:Zs9FjRMe0
愛知県瀬戸市。
当時門外不出であった大陸由来の製陶技術を得るため、加藤民吉は九州にて現地妻を作り、製陶技術を故郷・瀬戸に持ち返った。
製陶技術を持ち帰り、瀬戸を発展させた加藤民吉の功績を称え、毎年9月の第二日曜日(?)には「せともの祭り」なる祭りが開催されるが、
必ずといっていいほどこの日に雨が降るのは製陶技術を習得するため利用されたと知った現地妻の涙であるという。
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:20:28.48 ID:gAdN8ll30
葬式や通夜から帰ってきたら玄関に入る前に全身に塩を振りかける
かける手順は足元→胴体→最後に肩
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:22:44.54 ID:TwBQoXmT0
>>71
これは全国区なんじゃね?
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:25:27.33 ID:gAdN8ll30
>>72
以前どっかでこの風習は関東だけと聞いたんだが
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 17:39:51.23 ID:Ncn4xWvi0
お盆は熊野にでもいこっと
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:42:25.10 ID:Wne/8+iG0
なぁ、隠し念仏ってそんなにヤバいもんなのか?
テレビで見て超怖かったとか、発言小町の真っ黒い手紙がどうとか
俺は生まれてこの方ずっと普通の念仏だと思ってたのに違うのか?
っていうか真っ黒い手紙って何だ? 隠し念仏と何の関係が?
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:47:48.71 ID:pKPFK3idO
>>77
前にも隠し念仏の話が出たときに発言小町って単語が出てきてたけど、それって掲示板のこと?
何か書かれてたの?
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/04(火) 17:49:36.47 ID:Ncn4xWvi0
ああ、急にどぶろくが飲んでみたくなった
無駄に覚えてる人が多そうな言葉
知 る と 鬱 に な る 雑 学
世界史で一番格好いい名前は
名言の途中に「死ねばいいのに」を入れると小物になる
リアルでうっかり使ってしまった言葉
戦 争 に ま つ わ る 怖 い 話
歴史って勉強する意味あるの?
学校で教わった間違った知識
ヤムチャを名言やことわざの一部にいれると弱々しくなる
この世で一番のナゾってなんだよ
凄まじくセンスを感じたフレーズや言葉ってあるか?
ドラえもんって名言なくね?
クレしんの名台詞あげていこうぜ
先生困らせる数学的な質問教えてくれ
なめくじの交尾すごすぎ
難しい言葉や言い回しする人ほど頭が良くないんだって
アメリカ人にFuck youって言ったことある?
日本語の弱点ってどこだと思う?
究極に美しい日本語ってあるの?
気に入らない最近の日本語
女の性格って名前から推測できるよな
ス イ ー ツ (笑) 名 言 集
異 性 に 言 わ れ て 傷ついた一言
女の子が喋る方言で一番最高なのってなに?
世 界 一 難 し い 言 語 っ て な に ?
ことわざの一部を「死ぬ」に変えると一気に殺伐とする
ことわざの一部を松岡修造にしてもさほど違和感ない
中二病用語集
各学科のプロポーズの言葉
絵がうまくなる方法
意外と知られていない、面白いトリビア
ヒゲ抜いてるヤツちょっとこい
名言に「※ただしイケメンに限る」をつけると絶望感がすごい
- 1!!!!!!!!VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:31 | URL | No.510515
- ひとけた\(^o^)/VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:32 | URL | No.510520
- ひとけたVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:33 | URL | No.510521
- 天狗の仕業じゃあVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:34 | URL | No.510523
- 龍神伝説ってのがうちの町にあるぞVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:35 | URL | No.510525
- ひとけた\(^O^)/VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:35 | URL | No.510526
- ひとVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:36 | URL | No.510528
- ひとけた¥VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:36 | URL | No.510529
- ひVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:37 | URL | No.510530
- 誰か自分の村の初夜権に就いて張り切って語ってください。
よく解らぬ奴は「ボンボボ」でぐぐれ。そしてこの夜を焼き尽くせ。VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:38 | URL | No.510534 - げとVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:40 | URL | No.510538
- げったーしねVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:40 | URL | No.510539
- >>14は愛知かな?VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:41 | URL | No.510541
- ふたけた!VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:41 | URL | No.510542
- 10バンダイVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:52 | URL | No.510554
- 10番台だー
初!VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 21:57 | URL | No.510560 - 川の上流にある水穴に入って
長野は諏訪湖にたどり着いたと言う老夫婦の話が
自分の故郷に伝わっている。
なので故郷のその土地の名も諏訪と言う。VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:00 | URL | No.510563 - 平家の隠れ里って言われてて、何気に新聞に取り上げられたりした
長野の超山奥の少数集落で、シゲヒラ(漢字忘れた清盛の息子)の子?の墓や部下の墓っぽいのがある
なんでも平氏の生き残りだか下っ端の落武者集団だかが隠れ住んだらしい
ちなみに氏は降旗VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:08 | URL | No.510575 - 民俗学はやっぱりいいな
また本探しに行こうかな
このスレ面白いVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:11 | URL | No.510580 - うちのまわりにはないなぁ・・・VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:13 | URL | No.510584
- なんか時期的に>>1の卒論に利用されてそうで微妙VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:14 | URL | No.510587
- 隠し念仏ってなんだよVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:21 | URL | No.510594
- 発言小町は読売新聞のWEBサイトの掲示板のことだろうなVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:22 | URL | No.510596
- 33見て思い出したけどそんな奴がスレ立ててたなVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:24 | URL | No.510600
- >>13
じいちゃんに聞いたなソレw
役人情報は村のラジオで伝えたって聞いた。
って、「村のラジオ」って聞いてわかるヤツいる?
ケーブルテレビ的な位置づけで認識しているんだが
実際はどういうモノなのかな。
主に村のニュース(○○小学校で運動会がありました、みたいな)が
流れるんだが・・・
あとは山の中に馬とかご先祖(らしき?)の墓がある。ソコにたまに行く。VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:30 | URL | No.510603 - 宮崎県五ヶ瀬町
平家の話に関して一言
壇ノ浦の戦いで敗れた兵士達が椎葉に撤退してそこで自給自足の生活を始めて、源氏の方の使いは平家を殲滅しろっていう命令を受けてそこに来たんだけど、その光景が哀れすぎて何もしなかったんだと
そんでその源氏の使いは平家の娘とギシアン→赤ちゃんが生まれてどーたら
まあその後源氏の使いは分かれなきゃいけなくなったんだけど
どーだろ 宮崎県民鶴富屋敷について補足してくれVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:31 | URL | No.510604 - 出棺の時に茶碗割るのは亡くなった人が
この世に未練残さないようにするためじゃなかったっけ?VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:37 | URL | No.510607 - >>7 「みひろ」に反応したのは俺だけでいいVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:39 | URL | No.510609
- 長野のある所だけど、戦に負けた平家の一族が追われて村外れに住んでた地区みたいなところがあるよ。
まあただそれだけで、埋蔵金とか面白い話は無いけどwVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:44 | URL | No.510618 - 竹内多聞先生スレktkrVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:47 | URL | No.510621
- >>50
俗せつは土産のほうだが。
私も一つ。神戸の人間国宝が来る神社だが奉納された杖刀が呪い憑き。
後は宮司にでも聞いてくれ。VIPPERな知 | 2009.08.11(Tue) 22:48 | URL | No.510623 - 茶碗割るのは朝鮮式ってゆうより儒教式の葬式だったようなVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:52 | URL | No.510627
- こういうのって、スレ住人の即興の作り話とかいくつか混じってるんだろうな。
・・・とかヒネたこと思っててふと気づいたんだが、
話のうまい爺さん婆さんがその場のノリで作った話とかが、
語り継がれてるうちに伝承になっちゃったパターンって結構ありそうだよな。VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 22:54 | URL | No.510632 - マヨイガに行くと美人メイドさんと二人っきりで過ごせるVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:02 | URL | No.510641
- wikiで蝶って検索すると地元の伝承がのってるぜby白石VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:09 | URL | No.510646
- 米33で昔、保育園だか幼稚園だかでクラス?全員でおとぎ話つくったの思い出したわ。
竜と天狗と河童が出てくる話。紙芝居まで作ったんだけど残ってるかな・・・VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:09 | URL | No.510648 - 浄土宗て朝鮮だっけか?VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:16 | URL | No.510658
- 実際上手い人の作り話は多いと思うよ
桃太郎とか全国的に話が色々あるけど作り話だしVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:24 | URL | No.510668 - 民俗学スレには初めて出逢ったけど、俺は大学時代にある教授から手ほどきを受けて、今でも時々読んでるなぁ・・・。
>71
>葬式や通夜から帰ってきたら玄関に入る前に全身に塩を振りかける
塩ってのは元来、神道のお浄めなんだって。
神道では海が神聖視されてて、海水で身を清めるのが本来だけど、海から遠いトコの人はそれができない。
だから竹筒なんぞに海水を入れて持って帰って使ってたんだが、水が蒸発して塩しか残らなかった。
だからその塩をお浄めに使ったってさ。
それが明治時代の神仏習合でゴッチャになって、仏教系のお葬式なんかでもするようになったらしい。
斎場(火葬場)への行き帰りは往復で違う道を通るって、兵庫南西部だけなんかな?
死者の霊がついて来ないように、ってコトらしいけど。VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:34 | URL | No.510677 - 「キツネに化かされて一晩中山の中をグルグル歩かされた」とかって、酔っぱらいが嫁さんに叱られた言い訳から始まってたりしてwVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:35 | URL | No.510678
- >>70
地元キタww
確かにその話はよく聞くし、実際に雨もよく降る
今年はどうだろうか・・・VIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:41 | URL | No.510689 - 宮崎とかの九州出身の奴は秘密結社について教えてくれVIPPERな名無しさん | 2009.08.11(Tue) 23:59 | URL | No.510711
- >>44は青森か?
俺も昔、「泣げば山がらもっこ来るぁぇ~」なんて脅されたモンだが…
よくよく考えてみれば、蒙古軍なら海から来るんじゃなかろーかと気付いた
中学以降… ノ∀`
後はまあ、地元(と言うか県下レベルだが)だと
・義経が頼朝に追われて漂着した後、蝦夷に渡る為に神仏に祈りを捧げた所、
近くの洞穴から天馬が3頭顕れて蝦夷に渡った
故にその地を三厩(みんまや=みうまや)と呼称する様になった
・現在の弘前地方に居た鍛冶屋が、「一晩で十腰(=十振り)の刀を鍛えた者に
娘を嫁がせる」と言った所、見も知らぬ男が名乗り出た
実際に刀を打たせてみた所、瞬く間に刀を鍛え上げる
不審に思った娘が見た所、男は鬼であったと言う
これに恐怖した娘は、刀の一振りを隠してしまった
朝になり、男(=鬼)が刀を検めた所、一振り足りず、
「十腰無い、十腰無い」と言って結局娘を嫁にする事は出来なかったと言う
この刀は後に「鬼王丸」と名付けられ、厳木山神社(がんきさん神社。今の
岩木山神社か?)に奉納されたと言う
また、この鍛冶屋の住まう界隈は、これより後「十腰内」と呼ばれる様になった
と言う言い伝え
・八郎潟の八郎と十和田湖の南祖坊、それと田沢湖の田子姫の伝承は、
東北地方においては「三湖伝説」としてそれぞれ関連がある
ぶっちゃけると三角関係
と言うか南祖坊、坊主なのに何で田子姫取り合ってるんだwwwVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 00:04 | URL | No.510716 - はい七夕が8月7日ですVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 00:18 | URL | No.510722
- >>40
よくおわかりで
俺も子供の頃に帰り遅くて怒られたとき、
「蝶々を追っていっってた」
と言い訳してだな、20年たった今でも狐の仕業と信じられてるwVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 00:21 | URL | No.510724 - こうして國學院の学生の夏季レポートに使われるのですね。
私も使いますが。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 00:32 | URL | No.510731 - おれが住んでるところの近くに古い用水路があって
そこに近くに
「めどつが出るぞ 近づくな」
という内容の看板がある
「めどつ」と言うのは、青森の八戸あたりに伝わる、河童みたいなもので
おそらく、昔の人が危険だから近づけさせないように立てたものだと思う
関係ないだろうけど、その近くにちっちゃい神社があった気がする
なんか結構高い場所にあり、階段が急だった気がする
あと、舘越山というのがあるんだが、そこに源義経が来たという
伝承が残っている
これも同じ八戸
八戸という名前ぐらいは皆知ってるだろ
あの議員で有名だしVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 00:40 | URL | No.510733 - >>32
終戦直後なのにハンヴィー?VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 00:42 | URL | No.510734 - >>48糞吹いたwwwwwwVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 00:48 | URL | No.510738
- 昨日の地震があった静岡県掛川市の海沿いの者なんだが伝説とか解らんのだが地震が起きてパソコンのモニター吹っ飛んで棚から物が飛び出てきてびっくりしたんだ。
しかもその時台風の暴風雨に見舞われる直前で細かい霧状の雨が降っててちょっと靄がかかってるみたいになってて見通し悪かったんだ。
んで揺れが収まるかどうかぐらいであわてて外に逃げたんだが道路わきに小さなひびが入ってたんだ。
なんだろうと思って見てたんだがただのひびだったんでまあ言いやと思って周りをちょっと歩いてから家の方に戻ったんだ。
そしたらさっき見たひびから何か黒い薄い影みたいなのがゆっくり立ち上ってたんだわ。
何かなあと思って凝視してたら形ははっきりとは解らないんだが立ち上った黒い薄い影がだんだんハリポタのディメンターみたいな形になったんだ。
俺はびっくりしてまさかと思ってその場に唖然として立ちすくんでいたらその影はゆっくり移動しながら徘徊し始めたんだ。
どういうわけだかやばいと思ったんで影が家の前から遠ざかった後に家に戻って家族に報告したんだが誰も信じてくれなかった。
俺も地震の揺れが激しくて動揺してそう見えただけだと思って改めて確認しようとして外に出たら徘徊していたディメンターみたいな奴が3体に増えてやがった。こりゃあまじでやべえと思って家に逃げ込んだらその時浜岡原発の放射能漏れブザーが鳴ったという報道をTVでしてた。
その後すぐに放射能漏れの危険性はないので安心しろという趣旨のコメントをコメンテーターが言ってた。
その後気になってもう一度外に出たらもうディメンターみたいな奴はいなかった。
道路わきのひび割れはどうなったんだと思って見に行ったらそれがなくなっていた。
なんかとんでもないもの見た気がしたんだが誰も信じてくれない、そりゃ当たり前だろうけどマジなんだよ。レフティーV | 2009.08.12(Wed) 00:49 | URL | No.510740 - 墓場で転倒するとその夜は魘される。
20歳まで幽霊を見なければその後は一生見ない。
VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 01:10 | URL | No.510762 - お世話になった民俗学の教授が、一つしかない事例よりも多くある事例に注目しろって言ってた。
珍しい風習等はただの地域学であって、民俗学はもっと広い土地を視野に入れた上で細かい地域を考える学問?であると。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 01:16 | URL | No.510771 - >>米50
そいつは大変だったなwVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 01:18 | URL | No.510774 - 米39
重箱の隅をつつくようだが
神仏習合じゃなくて神仏分離じゃないか?VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 01:22 | URL | No.510780 - 発言小町っての暇な主婦が集う身の上相談みたいなサイト
そこに最近「真っ黒に塗りつぶされた手紙が届く」「周囲から監視されてるみたい」という投稿があって
最初は親切にアドバイスしていた回答者たちも次第にガクブルになっていったんだよVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 01:32 | URL | No.510785 - スレ主は性神研究家の菊地祐司か?VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 01:35 | URL | No.510786
- お盆で思い出した関係ない話なんだが…
俺田舎の小さな村に住んでるんだけど近所に寺があるんだ。
俺が中学の頃にお盆に墓参りして帰ろうとしたら同行していた親が知り合いと長話はじめたんだ。
当然ガキの俺は暇になる。だから寺の後ろにあった山に探索しに行ったんだ。
寺の主人もめったに入らない草木が生い茂った結構不気味な山で、奥に入ったとこに苔まみれの石碑みたいな物がぽつんとあったんだ。
何か彫ってあるみたいで気になって苔剥がして見てみたら名前がびっしり彫ってったんだ。
知らない名前ばっかで「誰だよw」とか言ってたんだけどその名前の中に俺と同性同名の名前があったんだよ。
そのあと気味悪くなって逃げたんだけどあの石碑って何だったのかな?
もしかしてイケニエにされた人たちを奉っているものだったのかな?
俺もイケニエにされるのかな?
死ぬのかな?VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 01:47 | URL | No.510794 - モッコ、モガ、ないしモッケについては柳田國男の『妖怪談義』にかかれてたが、少なくとも蒙古ではない。蒙古とされたのは後付け、とあったなぁ。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 01:49 | URL | No.510797
- 茶碗は割ったよ、結婚しきだっけかVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 02:21 | URL | No.510812
- 稲川順二が葬式で塩を使うのは間違いで、本当は米でなければいけないと言っていたが…VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 02:43 | URL | No.510821
- 葬式で茶碗割るのは真言宗でもやるよ。
四国だけか?
滝つぼに牛の頭投げ入れたら雨が降るってのは雨乞いの話じゃないか?
穢れたものじゃなくて、川の神に牛をささげて雨乞いって中国から伝わったやつ。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 02:43 | URL | No.510822 - ばあさんが川で何本かの大根洗っていたら、坊さんが一人通りかかって大根を一本くれという。
汚い坊さんだったので断ったら、翌日から川の水が涸れてしまったそうな。
それからというもの、大根がとれる季節なったら川の水が涸れるようになったという言い伝え。
まあ、その川にはいつでも普通に水があるんですけどね。
これも各地に残る空海伝説の一つ。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 03:46 | URL | No.510845 - 本スレの33ってVIPでそんなスレがあった気がするVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 04:05 | URL | No.510852
- 病気の人が枕元で関取(力の強い人?)に四股を踏んでもらうと治るとばあちゃんが言ってた。
あと、その年の初物を食べる時は何も言わず黙って食べると福が逃げないとか。
暗い所を歩くときは1拍子?をしてからから(一度バチンと大きな音をたててから)歩くと悪いものが憑かないとか。
おろしたての靴を履くときは玄関で靴底を地面に擦り付けてから履くと足を悪くしないとか。
子供の頃に女の子の格好をあせると大人になってから大きな病気にかからないとか。
まだ他に沢山そんな感じの言い伝えが有ったと思う。
今週実家に帰るからそん時ばあちゃんに聞いてみよう。
ちなみに実家は陸奥のほうです。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 04:28 | URL | No.510857 - うちは鯉を食べるのが駄目だな
鯉のぼりも、鯉を釣るのも駄目VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 06:07 | URL | No.510876 - vipのスレを見て興味を持ったら民神板にも来てほしいなVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 07:02 | URL | No.510884
- そういえば葬式後家に入るとき父さんが全身に塩かけてたな~VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 07:38 | URL | No.510887
- 二桁か。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 07:49 | URL | No.510888
- お ば す てVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 08:02 | URL | No.510890
- 正月に母親の実家(滋賀)はお雑煮はお吸い物にモチいれるんだが俺の住んでる京都の御雑煮は白味噌なんだよなVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 08:27 | URL | No.510894
- そういえば、地元にうなぎの化身の美少年の伝説があったなあVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 09:13 | URL | No.510902
- そこおろせにょら。そこおろせにょら。そこおろせにょら。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 09:39 | URL | No.510906
- うちのおかん、由緒ある家系の出なんだが、
今は世界遺産の熊野神社の神主の息子さんとお見合いしたと言っていた。
今はその方は神主かな笑VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 09:53 | URL | No.510910 - ※25
有線放送だね。ケーブルテレビのラジオ版みたいなやつ。30年位前までは結構あちこちの町単位でそういう放送やってたよ
VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 10:26 | URL | No.510916 - どぶろくでパワポケ思い出したわVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 10:30 | URL | No.510920
- ある女がいつの間にか、地の近くに小屋を建てて住み着いた。
髪はざんばら、男か女か分からないあらくれものであったため、村人はその女を山姥だと思いこんでいた。
そして、そこに住み着き、三年がたったころ、村の鍬が、盗まれるようになり、
「山姥が天狗の子をはらみ、それがつわりで金を欲しがって、金を食うのだ」
と言う噂が立つようになったが、山姥が鍬を食べる現場を村の子どもが見かけてからは、鍬が無くならなくなった。
そして、十三ヶ月ぶりに鉄のような子が生まれた。
その子は成長が早く、三、四歳の時にはもう、十歳くらいに見え、村へ出かけると農作物を荒らしたり、子どもをいじめたりして、始末が付かなかったため、ある日、島流しとなった。
島流しになり、その子が途方にくれているところに誰とも分からない山伏がきて、食事の世話から遊び相手にもなり、2年がかりで剣術や兵法を教え込んでいた。
その頃には、すっかり鍛えられ、武術はもちろん、人間としての心得、処世観など、将来えの基礎をたたき込まれた。
そして、その時になって、実は山伏ではなく、父の天狗だったと知ることとなる。
そしてその子どもこそ、かの武蔵坊弁慶である。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 10:54 | URL | No.510926 - 平家の落武者の話なら俺の地元にもあるわ。
一番山奥の集落なんだけど、そこの住人の苗字がみんな「平家」。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 11:27 | URL | No.510932 - 食後にすぐ寝ると牛になるとよく言うが、ある寺の小僧が本当に牛になってしまったそうな。
その小僧こと牛はショックで近くの沼に入水して死んだんだそうな。
それからその沼は「牛を食った沼」から転じて牛久沼(うしくぬま)と呼ばれるようになったとさ。
茨城南部(ギリギリ東京50km圏だと主張するものもいる)に実在する沼の話。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 11:39 | URL | No.510937 - 葬式で茶碗割るのと、塩振るのはどこでもやる。
特に塩とか、香典返しについてるだろ。
こういう文化とか方言とか、「自分のトコだけ」と思ってる人が多い。
他の地域の文化にも関心を持ちましょう。
>>1が見てるか知らんが、せっかくお盆なのでお盆ネタ投下。
高知県某所だが、「お盆の棚」について。
棚自体はわりと一般的だが、地域による違いとかあったら教えて欲しい。
俺の地域では、初盆の家があると地域の男衆が集まって「棚」を作る。
この地域で言う棚というのは大抵、仏間の入り口に作るもので、通常の精霊棚とは別物。当故人の遺影や位牌だけこの棚に置く。参りに来た人はまず、この棚に参ってから、仏壇の前に作った通常の精霊棚に参る。
棚の作り方も普通の精霊棚とは違う。言葉では伝えにくいが上手くイメージしてね。
まず丈夫な角材で四方の柱(床から天井まで)を作り、棚の台部分になる板を適度な高さに設置。
正面の位牌等を置く区画だけを残して、他は全て壁で覆う。この壁は竹を細く割って組み合わせた骨組みに、若檜のシバを挟み込んだもの。
棚正面の上部には藁で編んだ縄に栗や柿を付けたものと、細い笹をアーチ上に組んだものを飾る。
また両脇に竹の筒を取り付け、そこに盆花(萩)と樒を挿す。
棚の内側の奥の上に(確か)8枚の札を貼る。
こんな感じだったかな。
棚の中は位牌と遺影の他、お膳、線香たてやロウソクたてなど置く。
最近にこの棚を見たのが2年前の祖父の初盆の時なので、ちょっと曖昧だが・・・
長文スマソVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 11:48 | URL | No.510943 - とある飴屋に、夜な夜な飴を買いに来る女が。
不思議に思って飴屋の主人があとをつけると、墓場ですーっと消える。
そして響き渡る赤子の声。
怖くなってその場を逃げ出し、翌日その寺の和尚のところへ。
女が消えたのは、ちょうど臨月を迎えた時に亡くなった女の墓だった。
掘り返してみると、中には飴を手にした赤ん坊が・・・
ちなみにその飴屋は今も残ってる。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 11:51 | URL | No.510948 - うちの妹最近学校行事で鳥海山登ってきた。
地元民が知ってる確率90%ぐらいの
鳥海山に雲がかかると雨が降るVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 11:59 | URL | No.510956 - >>26
補足
討伐に来た源氏の武将は那須与一の兄弟って言われてる。
討伐に来たが、あまりの平家の落人たちの生活の哀れさに、同情し
「平家の落人はいなかった」と報告。
本国に帰ることになったとき平家の娘(清盛の孫説あり)が妊娠しており
性別が男なら自分の元に越させるように伝えた。
生まれた子供が女の子だっため、現地に残りその子孫は「那須」を名乗った。
一応、悲恋ってことになってる。
どこでも平家の落人伝説は多い。
VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 12:25 | URL | No.510968 - 東京都八王子市の高尾山に蛸杉って木があり、山に道を作る時に杉の根っ子が邪魔なので切ってしまおうと話してたら杉の木が「根っ子を切られてはかなわん」と自分で根っ子を縮めて道の邪魔にならないようにした。って伝説がある。
個人的には根っ子に被さっていた土を取り除いて温度湿度が変化した為に根っ子が収縮した物と解釈している。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 12:27 | URL | No.510969 - 私の国では、「靴を裏返すと親が死ぬ」みたいなのがあるブラジル人 | 2009.08.12(Wed) 12:38 | URL | No.510984
- うちの村にはパチモン臭い「茨城童子」なる鬼がいたらしい
なんでも源頼光みたいなお侍にビビって逃走を図り、その際にずっこけて山に一つ二つ足跡を残したとか
元ネタはやっぱり茨木童子なんだろうかVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 13:08 | URL | No.511008 - マヨヒガ(マヨイガ)には妙な憧憬を抱いている。
誰も居なくて不安になって帰るという物語上のセオリーに従わず、
日が暮れても、夜になっても、日付が変わって丑三つ時になっても、
明け方になっても、更に二度目の昼がやってきてもお邪魔させ続けて貰ったら
一体どうなるのかしらと、いらん考えを巡らしてどきどきしたりする。
帰るまでは其処に在り続けるのだろうか、それとも狐や狸の化かし噺にあるように
目を覚ましたら落ち葉を毛布に枯れ林の中だったりするのだろうか。
一度でいいから遭遇してみたいものです。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 13:24 | URL | No.511024 - 関西だけど、葬式後、家に入る前に塩かける
両親もどちらの祖父母も関西育ちだから、関西でもすると思うな…
>70
お雑煮が白味噌なのは京都だけだったはずVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 13:26 | URL | No.511026 - 興味深いVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 13:59 | URL | No.511051
- おもしろいなあ
何も思いつけない自分が心底つまんないわ
そういや千葉住みなんだが鰻の話を聞いたことがなかった。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 14:46 | URL | No.511085 - お父さんの田舎におみかの滝ってのがある。
お嫁にいった先の姑さんに
嫁入りに持っていった美しい着物を妬まれていたおみか。
姑は不動さん(神様)が滝の中に見えるよ、とそそのかして
おみかを滝に突き落とした。
その後、悲しんだおみかがドジョウだかなんだかになって
姑の前に現れたため、怖くなって滝にお堂を造って供養したそうだ。
いまでもここを通るとき、母親が怖がってるwVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 15:06 | URL | No.511099 - 昔むかし、鎌倉の深沢山中の底なし沼に五つの頭をもつ悪龍が住みつき、村人を苦しめていました。
また、子供をいけにえに取られることから、この地を子死越を呼んで恐れていました。
ある時、子死越前方の海上に密雲が何日もわたってたれこめましたが、天地をが激しく揺れ動いた後、
天女が現れ、雲が晴れると今まで何もなかった海上に一つの島が出てきました。
これが現在の江ノ島だとか。
天女の美しさに魅せられた五頭龍は結婚を申し込むのですが、悪行が止むまではと断られてしましました。
その後、心を改め結婚することができたと言われていますVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 15:12 | URL | No.511103 - 墓で転ぶと死ぬ
弟が転んで、そのうち死ぬとガクブルしていたVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 15:35 | URL | No.511119 - 山村美紗の二時間サスペンスドラマ、「葬儀屋シリーズ」(京都が舞台)では、
出棺(霊柩車がクラクション鳴らして出発)のとき、その背後で
葬儀屋がしゃがんで茶碗をガチャンと割る
(・・ちなみにこの役をいつも山村紅葉がやる)。
ところで「葬式の時は、急須のフタを載せずあけたまま茶をいれる」ってのは全国区の風習なの?VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 15:38 | URL | No.511124 - ワラビ餅うまいけどなぁVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 15:45 | URL | No.511129
- >>32
ハンヴィーは終戦から40年経って米軍に採用された。よって32は捏造VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 18:05 | URL | No.511200 - 風習、まじない、伝説ねぇ・・・。
歯が抜けたら、「ネズミの歯と変えてくれ」といいながら、抜けた乳歯を上のほう、というか屋根に投げる。
確か、丈夫な歯になるおまじないだったかと。
あと、食事に初物が出たら、東のほうを向いて笑うというのがあったな。それが何の意味があるのかは知らない。
あと、夜蜘蛛(夜、蜘蛛が出てきて室内を歩き回ること)は縁起が悪いというのもあったね。
父が昔、よく殺していたよ。姉の結婚話のときに、蜘蛛が出てきて、「縁起が悪いからこの話はなかったことにしよう」とかなんとか言い出して、私はむちゃくちゃ言うな、とツッコミをいれまくっていた。
ちなみに姉はその後結婚して、現在一児の母です。
とりあえず思いつくところはこんなもんか。
あ、鳥取県です。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 18:56 | URL | No.511224 - 鳥取県の伝説を1つ忘れていた。
昔々、海のほうを見ていたら、朝鮮半島の近くに土地が放り出してあるのに気づいた。
「なんだ、あんなところにまだ土地あるじゃないか」
ということで、その土地にロープを結び、もう片一方のはしを杭につないで、
「国こい、国こい」
みたいなことを言いながら、引っ張って、日本の土地にしちゃいました。
ちなみに、ひっぱったロープというのが弓ヶ浜半島で、杭が大山。
引っ張ってきた土地が島根半島でした。
日本が朝鮮から分捕ってきたのに、何1つ文句をいわれたことのない、稀有な事例かと。
なお、島根半島にやたら在日が多いとか聞いたことはないので、ご安心を。
確か、国引き神話っていったのかな?
それともこれは島根の神話になるのだろうか?VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 19:12 | URL | No.511236 - しかし民俗学やるなら自分の足で調べに行かないと意味無いな。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 20:46 | URL | No.511288
- 俺の地元にエロい都市伝説がある
南中事件って呼ばれてるものだが、地域によって内容に少し違いがあるものの、俺のとこでは生徒と先生が保健室でセク○スして抜けなくなったって話だった
ただ、この伝説は何故か秋田県のみで全域に広まったらしいVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 20:51 | URL | No.511295 - ※99
知ってる
異常に有名だった。中高生の間ではVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 21:22 | URL | No.511349 - >>8の話見て思い出したが、地元(長野県)の話で
昔、日本一高い山は八ヶ岳だったが、その高さを富士山に自慢したら
富士山がキレて八ヶ岳をぶん殴った。
それで八ヶ岳は八つに砕けて今のようになってしまった。
ってのがある。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 21:28 | URL | No.511364 - ※70
うち滋賀だがお雑煮は白味噌
丸餅焼かずに入れて煮るよVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 22:33 | URL | No.511492 - ※54
そこまで体系的に勉強したワケじゃないから、正直よく分からん。
ツッコミ頂いて、感謝々々。
もう一度、勉強し直してみます。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 22:49 | URL | No.511523 - ※96
「下の乳歯は便所の屋根に放りあげる、上の乳歯は雨だれの穴に置く」ってのが、ウチの近辺での風習だなぁ。
あと「モチ負い」ってのがあって、1歳になったらその年の鏡餅を風呂敷に包んで背負って歩かされるってのがある。
コレはあちこちにあるんでないか?
俺の一番古い記憶がこのモチ負いで、やたらに重くて苦しかったのをハッキリ憶えてる。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 22:53 | URL | No.511528 - ※98
>民俗学やるなら自分の足で調べに行かないと意味無いな。
ほんとソレだよ。
お年寄りの話を聞いて書き起こすだけでも、民俗学の資料になるからな。
今では信じられないような不思議な話とか、けっこうあるもんだよ。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 22:55 | URL | No.511531 - ※96
ウチの方では「朝蜘蛛は縁起がいい」って云われてるけど、コレはいろんな地方であるんじゃない?
ソレを捕まえてティッシュとかに包んで持ってれば、いいことがあるんだと。
実際、朝蜘蛛を見つけた日に入院してたオヤジが退院して帰って来たってコトがあった。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 22:58 | URL | No.511540 - オカ板とか民俗学板とかに張り付いてる者だけど、VIPでこういう話題がでると凄く嬉しくなるw
あっちだともう専門的なのが多いから、こういう単純な「うちではこう」みたいな話が聞けるのは凄く面白い。
こういう話面白いだろ。でもなんかリアルだとこういう話を面白いって言うと不思議がられるんだよな。
一人でもいいけど人と語り合ってみたいんだぜ。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 23:25 | URL | No.511591 - 広島県広島市五日市 「あまんじゃく伝説」
むかしむかし、湯蓋道空(ゆぶたどうくう)という人がいました。
道空さんは「宮島さん(野球のカープの選手がホームラン出すと、宮島さんの神主が~おみくじひいて申すには~とスタンドのファンが歌い出すのだが、その宮島さんと同一人物なのは間違いないが詳細は知らない・・・;)」を信仰していて、漁に出る等してもうけたお金は、五日市に塩田を作り、街作りに努めました。子供達に手習いも教えていたので皆は道空さんを尊敬していました。
しかし、彼のただ一つの不安は息子の道裕(どうゆう)でした。
右と言えば左、東と言えば西と父親と反対の事を言って逆らっていた彼を人々は”あまんじゃく”と呼ぶ様になりました。
その内、道空さんが重い病気にかかり、死の直前に道裕にこう言いました。
「ワシが死んだらあの海に浮かんでいる津久根島に墓を建ててくれ」
しかし道空さんの本心は海老山(かいろうやま)に建てて欲しかったのですが、反対ばかりしてきた息子なので「海」といえば「山」に建てるだろうと思ったのです。
しかし、この遺言を聞いた道裕は
「父に逆らってばかりですまない事をした。せめて最後の願いだけでも聞かないと罰が当たる」と言い、遺言通りに津久根島(つくねじま)に立派な墓を建てました。
この事から、常に人に逆らう事を”あまんじゃく”と言うようになりました。
これは俺が小学生の時聞いた話で、実際に紙芝居も作ったよ。地元では有名です。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 23:27 | URL | No.511596 - >>28
もってきてませんVIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 23:34 | URL | No.511612 - 神道式の葬儀を行うところって全国的にもかなり少ないというような話を最近知った。
うちの実家は神道式だし、地元では神道式の人がそこそこいたから
そんなに珍しいものだったとは思わなかったなぁ。VIPPERな名無しさん | 2009.08.12(Wed) 23:59 | URL | No.511646 - ナウシカwwwwwwVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 00:09 | URL | No.511654
- 新潟県長岡市の山奥
実家地区の葬式について
俺の実家地区の人が亡くなると、地区内を鐘を持った人が鐘をたたきながら歩く。
お通夜というのは無くて、出棺のときに地区中から人が集まってその人を見送る。ちなみに、服装は自由で、行ける人は大抵行く。
それと、30年くらいまえまでは土葬だったらしく、曽祖父・祖母が土葬で棺桶を皆でお墓まで担いでいったらしいです。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 00:21 | URL | No.511670 - 乳歯の奴は所々違えど全国的にはあるんじゃね?
うちンところも上の歯は地面に下のはは屋根に・・・
だったよVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 00:33 | URL | No.511682 - モッコの話はまんま「もっけ」という漫画にその話が載ってるね(該当分は2巻)
柳田國男の話がベースになったちゃんとした、その上で新解釈が入っている漫画でオススメVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 01:35 | URL | No.511774 - 母の実家の近所の寺には大蛸が蒙古を追っ払ったという伝説がある
うちの近くに佐用という町があるが、その昔佐用津比売(サヨツヒメ)という神さんが兄神と國を巡って争った時、鹿の血を使い一夜で稲苗を育て田植えをしたため、國占めの争いに勝利し、兄神はこの地を去った。
田植えをしたのが五月の夜(サヨ)であったので以来この地を讃容(郡)とゆうVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 03:43 | URL | No.511882 - 昔の侍が馬鹿でかい大蛇を退治した時に使った鉄の楔が山に残ってるとか残ってないとかVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 06:53 | URL | No.511934
- 昔の侍が馬鹿でかい大蛇を退治した時に使った鉄の楔が山に残ってるとか残ってないとかVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 06:53 | URL | No.511935
- 卒論で人身御供伝承調べるのに、数日かけて原付であちこち巡ったわ
大蛇とか龍神にまつわる話が多くて面白かったよVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 08:39 | URL | No.511963 - 宮崎の山の中の話だがむかしは木地師(きじし)と呼ばれる人がいて山の中で非定住生活を営んでいたらしい。時々は山から下りてきて里の人たちに山の木で作ったお碗なんかを売りに来ていたそうだ。おととし82歳で死んだばあちゃんが小さかったころの話だそうだ。母ちゃんが言ってた。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 09:19 | URL | No.511977
- 家より少し遠い場所に人柱になった人の石碑がある、
昔その地域は雨が降らなくて農作物が育たなくなった、長くその状態が続くので、
そこの村の子が生贄に捧げ、そして雨が降ったとか言われ、
今ではその子の名が付いた池がある。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 09:21 | URL | No.511980 - お接待という行事がある
弘法大師ゆかりの行事らしいけど
同じ県内でも
1.県北部
弘法大師の旗を立てた家があって、そこではお菓子なんかが振舞われる
その日は子供たちが、家々を訪問してお菓子をもらう
ハロウィンみたいな感じ
2.県南部
もち巻き
3.県中西部
ひとつの家に集まって大宴会をする
家は年毎に交代
こんな感じで全然違うVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 09:47 | URL | No.511992 - 長野出身なんだが、そこの地区に「名九鬼」という地区がある。
その由来もあったはずだったんだが忘れちまったな・・・。
平家の落ち武者だとか、どこぞから彫り士を呼んで仏像を彫ってもらって
それが祭られてるとか聞いた。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 10:17 | URL | No.512007 - 有名だけど 平清盛日招き伝説を
広島県呉市の音戸という所は半島で陸続きだったので日宋貿易の海運が遠回りになっていた
そこで清盛公がショートカットのために音戸に瀬戸を切り開く工事を着手
竣工まで十ヶ月を要して、さすがの難工事も完成の日となった、永久元年七月十六日引き潮を見はからって作業が行なわれることになった
この時を期して是が非でも完成させねがならず、清盛公の激励、役人、人夫の血のにじむような努力が続けられたが、すでに夕日は西の空に傾き、長い夏の太陽の光りも、はや、足もとも暗くなりはじめた
今ひと時の陽があればと、さすがに権勢を誇る清盛公もいらだち、遂に立ち上がり、急ぎ日迎山の岩頭に立ち、今や西に沈まんとする真赤な太陽に向い、右手に金扇をかざし、日輪をさし招き「返せ、戻せ」とさけんだ。 するとスタンドが発動し、日輪はまい戻った。 「それ、陽はあるぞ。」と必死の努力により、ついに音戸の瀬戸の開削工事は見事に成就した。
ときに清盛公、四十ハ歳であったと伝えられている
瀬戸のそばに清盛塚,本土側の高烏山に日招き像とかあるわ
VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 10:58 | URL | No.512021 - これはいい柳田邦夫スレVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 11:45 | URL | No.512041
- 米79
うちは長野の中部あたりなんだけどお盆になると仏壇に蔦を飾りつける
これも盆棚の一種なんだろうかVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 11:58 | URL | No.512046 - 葬式の時に故人の茶碗を割るのは
西原理恵子の「ぼくんち」の中にそういう描写があったな。
見たときは意味がよく分らなかったが
このスレを見て合点がいったよVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 14:03 | URL | No.512224 - 栃木だと岩船山かなぁVIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 14:15 | URL | No.512244
- 本スレ9
アビラウンケンソワカ じゃない?
大日如来の真言。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 14:23 | URL | No.512258 - >97
それは出雲の神話。
ちなみに杭とロープはその二つの他に稲佐の浜と三瓶山。
うちの地域には田植えを手伝いに山姥が山から降りてきたって言い伝えがある。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 17:42 | URL | No.512470 - 狗神だな
代々その家の信仰の神で栄えるが他人を嫉妬して足引っ張ったり邪魔したり呪いかけたりする。女性が代々ついでいるが全く自覚なし。ものすごく嫉妬深く実際に急に体調崩して病院に行ったが原因不明でどうしようもなかったがお祓いしたら治った人とかいる。娘が犬みたいな奇行繰り返すからお祓いしたら改善したりとかたくさんある。だから神社も狗神を祓うことで有名。
しかし現在の狗神の家系の張本人とその神社の神主は同級生だが、絶対に狗神の人は神社には足を踏み入れない。鳥居くぐるだけで体調崩す。嫉妬している時は犬みたいに目つきが鋭くなる。ものすごい金持ちで、苗字調べたら狗神の家と分かるぐらい有名。知り合いをひたすら狗神祓いで有名な神社に続々連れて行って祓ってもらい、何も憑いてなくて空になったところに呪いをかけるというものすごくたち悪いことやってる。その時も必ず神社の境内に足を踏み入れずに、あんたお祓いしてきた方がええよとたくさん神社に引き連れていき、お祓いさせる。そして無防備になったところに取り憑く。
本当にこの人はなぜか人のう恨み買うような敵作るような行動ばっかりしてる。自分の収入にも直結して収入減りかねないのにひたすら自分より目立つ人を見つけたら嫉妬する。このひとがやっているビジネスは本来協力し合ったら収入が増えるのにどう考えてもマイナスになることしかしていない。調べると狗神の家系だった。理系でオカルト信じてなかった自分だが周りにたくさんの被害者が出たのを目の当たりにして自分も家族のためにお祓いしてもらった。| 2009.08.13(Thu) 18:41 | URL | No.512527 - 大学院で民俗学勉強してる俺登場。
河童に夜這いされて、その子供を産んだっていわれてる女性が、昭和の初期くらいまでは普通にいたらしい。
河童は突き詰めると差別に絡んでくるデリケートな問題だから断言は出来んが、そんな話の裏にも差別的なものをどうも感じる。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 19:21 | URL | No.512561 - 狗神の結構近くだけど天皇陛下が即位する時に着る特殊な服作ってて平成天皇の時は車の後部座席に服が鎮座して数台の護衛の車に守られながら運ばれていったらしい。やっぱ日本ってオカルトなとことか多々あるよな~| 2009.08.13(Thu) 19:22 | URL | No.512563
- 俺東京生まれ・育ちだが母方の田舎が山形の酒田。
盆の頃に母親についていって里帰りしてたときに変わったことをやってた。
墓の前で藁に火を付けて
「しょうれいだぢ(精霊たち?) しょうれいだぢ この火の明かりに来たれ 来たれ」
と唱えながら藁をぐるぐると振りまわす。
ググってもみあたらないし、けっこうめずらしいのか?VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 20:30 | URL | No.512629 - 葬儀のあとに撒かれてる清めの塩の由来は日本神話だよ。
黄泉の国から逃げてきたイザナギが筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で(海水にて)禊をしたことから。
塩が持ってる浄化力・殺菌力なんかを昔の人は知っていて、塩垢離や塩湯といった風習に繋がっていったようだよ。
現代に於いて葬儀で塩が用いられているのも、日常と非日常と分ける清めの行為を象徴的に用いているためと言われている。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 22:06 | URL | No.512710 - >33
万灯火(まとび)?
http://www.iimachi-akita.jp/kan/akari/matobi/matobi.html
秋田方面の出身なんじゃね?
出身が何気に近いなぁ(おいらは鶴岡市)VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 22:09 | URL | No.512713 - 目にデキモノができた場合のおまじない
トイレでタオルに自分の唾を付けたもので
目のデキモノを擦りながら
おんのめ めこじきできた
したんまいのこずなで なでおとせ
と3回唱えると治ると言うもの
意味はわからないが、良く治ると定評がある
知ってる人いるかな・・VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 22:22 | URL | No.512727 - 石川県金沢市の市街地に程近いところに、高尾山という小高い山がある。
高校で日本史を勉強した人なら「加賀の一向一揆(1488年、長享の一揆)」は名称だけでも知ってる思うんだが、高尾山はその舞台となったところ。
室町時代、加賀守護だった富樫政親が高尾山にあった山城に篭って一揆勢と戦ったんだが、圧倒的な数の一揆勢に攻められ、最後には政親はじめ一族郎党皆自害したとも、敵の騎馬武者と馬上で組み合ったまま山中の沼に転落したとも伝えられている。
その転落したと伝えられる沼が今でもあるんだが、沼の底には財宝があるという噂を聞きつけ、江戸時代に数人の若者が沼にもぐったそうだ。が、しばらくして若者たちは顔面蒼白になって戻ってきた。何があったか聞くと、「恐ろしいものを見た…。」とだけ言い残し、後は全員うつむいて何も語らなかったという。
現在、6月(政親が高尾山で自害した日は6月9日とされている。)はその沼に一歩も足を浸してはならないと伝えられている。
また、伝承はもう1つある。
一揆による高尾山の戦いが終息してしばらくの後、高尾山では「深夜に火の玉が出現する。」という噂が立った。「高尾の坊主火(たこのぼうずび)」と呼ばれるこの火の玉は地元民に長く語り継がれてきた。
20世紀においても、実際に火の玉を見たという具体的な証言が幾つか残っている。
「昭和22年か昭和23年だったろうか、ある吹雪の日、高尾山近くの学校で当直担当だった先生1名、用務員1名が、大きな雪の塊に似た、一つの大きな火の玉が、校舎めがけて接近して来るのを目撃した。しばらくして窓ガラスに当って一大音響と共に砕け、先生(後に県内の某高校の校長も務められた方。)は仰天、用務員は腰を抜かしてその場に倒れ伏したと言う。」(地元資料より。)VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 22:36 | URL | No.512733 - >昔はどこでもどぶろくを作っていた
宮沢賢治の「税務署長の冒険」だな。
物凄いアクション大作なので皆読むように。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 23:06 | URL | No.512761 - >134
詳しい解説、感謝々々です。
体系的に勉強してないと、知識が中途半端で仕方ねーや。
じゃあ、昔の風呂(サウナ)が塩水を使ったのもそういうコトなのかな?VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 23:23 | URL | No.512771 - このスレッドは柳田民俗学の系統だけど、宮本常一も読んでみな。
柳田国男は「マレビト」っつって年に1回村に来るとか、異形の人を中心に扱ってんだけど、宮本常一は「常民」、つまりごく普通の人たちの話を集めててな。
日本人のメンタリティがどのように形成されたか、その理由が何となく分かるような気がするよ。
メジャーなのは『忘れられた日本人』と『家郷の訓(かきょうのおしえ)』(共に岩波文庫)だが、これらを読むといつも「日本人に生まれてよかった」と思える。
宮本常一は柳田の弟子みたいな人だったんだけど、前者の中にある「土佐源氏」ってので柳田の逆鱗に触れて破門みたいになったらしい。VIPPERな名無しさん | 2009.08.13(Thu) 23:43 | URL | No.512784 - おばちゃんはかなり高い確率でどっかでもらってきた発泡スチロールを自家用車内に常備する風習がある
かなり便利なんだって
犬神で有名な地域ってか県全体でVIPPERな名無しさん | 2009.08.14(Fri) 01:49 | URL | No.512901 - 祉央「皇室を守るために千年以上続いてる術の伝承者が存在する。ちなみに相棒からすれば皇室の密教帰依には邪魔でしょうがない連中。」
天魔道鏡「非常にムカつく。」
祉央「千年以上の執念には驚くがあんた諦めたら?」
天魔道鏡「諦めろと言われてそうですねと言うほどお人好しじゃない。」
祉央「卑弥呼って方の怨霊も存在し、そっちは女系皇室復活及び名前を日御子にする事。女性の法皇はあんた絶対認めんから協力関係はないだろ?」
天魔道鏡「ええそうですよ。あのあばずれに先手を取られかけ女系復活となるところだった。」
祉央「崇徳さんの祀られた金毘羅さんは海が見えるね。その島々のうちのどれかに邪馬台国終焉の地が存在する。」
天魔道鏡「崇徳さんを京都に移したい私への嫌味か。」
祉央「ええそうですよ。人の邪魔をするのは非常に気分がいい。」
天魔道鏡「性格最悪だ。本気で恨む。」
祉央「最高の褒め言葉ですよ。」間谷祉央 | 2009.08.14(Fri) 02:19 | URL | No.512937 - 祉央「人の邪魔をするのは非常に気分がいいね。」
天魔道鏡「台湾を呪詛して真言宗に帰依させる。」
祉央「面白い。やってみなよ。崇徳さんに色々とご指導をした天狗さんの名前を知る人間本気で皆殺しにした外道に負けるほどヘボじゃ無い。」
天魔道鏡「京都に移させるのを邪魔したからそいつの信仰を消滅させた。これのどこが悪い。」
祉央「宗教に対立は必然と思う。ですがあんたはやり過ぎた。」
天魔道鏡「やはり貴様とはそこの点で相容れないな。」
祉央「気が合うな。その点は完全に同意するよ下衆野郎の相棒。」
天魔道鏡「まったくだ。この糞野郎の相棒。」間谷祉央 | 2009.08.14(Fri) 02:44 | URL | No.512958 - 指宿には豊臣秀頼の墓があったり、
十島村のなんとか島には、平家にまつりあげられた子供の天皇が、実は生きていてそこに移り住んだとか。
いろいろあるぜ、鹿児島の田舎には。VIPPERな名無しさん | 2009.08.14(Fri) 14:13 | URL | No.513312 - 成田山にはカップルで鳥居をくぐってはいけないとか
桔梗柄の着物では行ってはいけないとか
色々きくなーVIPPERな名無しさん | 2009.08.14(Fri) 16:18 | URL | No.513451 - ※40
一応訂正しとくと「マレビト」は折口信夫だから。
宮元常一は必読だけどな。VIPPERな名無しさん | 2009.08.14(Fri) 17:38 | URL | No.513512 - >12
それ俺の先祖だわ。六騎って言って神社に祀ってある。VIPPERな名無しさん | 2009.08.14(Fri) 21:40 | URL | No.513716 - 今日ちょうど祖父の三十三回忌で、三十三回忌の時は踊り子さん雇って弔いの席で踊ってもらい、
暗くなったのを見計らい、踊り子さんを先頭に太鼓やラジカセで民謡を流しながら墓まで行って、
また墓の前でも踊り子さんを真ん中に皆で好き勝手踊って酒呑んでお菓子(蒸し菓子)食べて帰った(その後は宴会)VIPPERな名無しさん | 2009.08.14(Fri) 22:10 | URL | No.513745 - こんなとこできくのもなんだが、民話の伝承ルートってどうなってるんだろうね。
同心円状に広まるとかそういう話じゃなくて、鎌倉往還、甲斐路、箱根路、みたいな。
たとえば、地元は、ヨカゾウ避けの日は伝承してるけど、一つ目小僧や一つ目の化け物の伝承自体は全くなくて、悪いものを避ける、という認識しかない。
近隣にも発祥しそうな地域はないので、どっから来たのか全く不明。
もしこういうスレを立てるのが民俗学やってる学生さんなのだったら、広い範囲の特異な例を漁ってそれを分類化するのではなく、
一般的にあるような話が自分の地元にあるか、それはどこから来たのかルートを追う研究をして欲しいなあ。VIPPERな名無しさん | 2009.08.15(Sat) 09:03 | URL | No.514546 - 仮面神ポゼVIPPERな名無しさん | 2009.08.15(Sat) 17:02 | URL | No.515345
- コメ17は茨城県日立市だな
本文にあった「二十歳橋」は割とよくある話。
橋を作る時、袴に継布を当てた人物が人柱にされたというパターンだ。
どうやらこれは、建築技術用語の
「柱にツギを当てる」=柱の足下を補強する、という言葉のイメージが
一人歩きしたものだそうだ。
VIPPERな名無しさん | 2009.08.15(Sat) 20:40 | URL | No.515478 - 米80
それ、元は中国の話なんだよねVIPPERな名無しさん | 2009.08.15(Sat) 21:12 | URL | No.515500 - 四国って結構エグいのが多いよねVIPPERな名無しさん | 2009.08.15(Sat) 21:13 | URL | No.515502
- 栃木の群馬との県境くらいの場所
地元の神社の神様は女の神様
毎年出雲から帰って来る時に、町外れから神社まで送る儀式をやる
それは町の人が隣組単位(かな?)で当番制でやることになってる
おもしろいのが、その儀式の間、当番以外の人は神様が帰る様子を見てはいけない
理由はその神様は容姿があまりよろしくなくて、見られたくないとかなんとかだった気がする
細かい部分は俺も曖昧なんだが、うちの近所にある話
祟りがあるとかは聞かないし、どうやって儀式のやり方とかを継承してるのかは俺は知らないVIPPERな名無しさん | 2009.08.15(Sat) 23:04 | URL | No.515566 - 連コメすいません
ちょっと調べてみたら祟りあったw
見ると三年以内に死ぬらしい…VIPPERな名無しさん | 2009.08.15(Sat) 23:10 | URL | No.515571 - 大鏑矢神社、俺の地元にもあるんだが…
ちなみに福島県
もしかして稲荷神社みたいな感じで全国にある?VIPPERな名無しさん | 2009.08.16(Sun) 01:56 | URL | No.515698 - ウナギの話は大多喜ですねVIPPERな名無しさん | 2009.08.16(Sun) 14:58 | URL | No.516109
- 虚無僧踊りってのが昔は六月灯の時にやっていた
今は校区運動会でやってたかな?
鬼火焚きってのを一月最初の日曜日にやっている
ハラメモロ(孕んで貰おう)も同じ日にするが、
こっちは十年以上やっていないと思う
ハラメモロはググっても出なかったので説明しとく
新婚の家には庭先に稲架みたいなのを新しく切ったばかりの竹で作っておく
子供のいる家庭では木を削り矛のようなものを作る
その矛のようなものの表面には子供の生年月日、年齢、「家内安全」等の祈願を書く
で、稲架みたいなのを子供たちが矛みたいなので叩き壊す
そのときに掛け声にあわせてやるのだが、これは失念
終わったら鬼火焚きに持っていって燃やす 以上VIPPERな名無しさん | 2009.08.16(Sun) 23:21 | URL | No.516492 - ※146
ツッコミ、ありがとうっす。
本腰入れて、折口信夫も読まんといかんですな。
この板の人たちって親切に教えてくれるから、ホントに嬉しいなぁ・・・。VIPPERな名無しさん | 2009.08.16(Sun) 23:50 | URL | No.516515 - ※155
>うちの近くに佐用という町があるが
台風でとんでもない目に遭ってたなぁ。
被害に遭われた方々のご冥福をお祈りします。
佐用にはそんな伝説があったのか・・・。
近所だけど、ちーとも知らなかったよ。
オレはその近くの龍野だけど。
野見宿弥(のみのすくね)が当麻蹴速(たいまのけはや)と相撲を取った帰り道、ココで倒れちゃったんだと。
それで人々が集まって墓を造ったんだが、その時に野山に人が立ち並んだ姿から「立つ野→龍野」となったらしい。VIPPERな名無しさん | 2009.08.16(Sun) 23:59 | URL | No.516524 - ハラメモロは自分の地域で言っているだけで
「もぐら打ち」のことかもしれない
でも、地面をたたいたりした記憶はないし、棒にわらを巻いたりとかもしていないんだよな…
ちなみに鹿児島市内の田舎の風習です158 | 2009.08.17(Mon) 01:39 | URL | No.516618 - みちのくのかなーり田舎のばーちゃん家から山手に入ってしばらく進むと、地元で「オッテ沢」と呼ばれる沢がある。
大雨の時以外は枯れ沢なんだが、昔は子捨ての場所だったとか。今も地元民は忌み嫌って近づかない。
「奇妙なことに、その集落のすべての家の子どもは一男一女なのだ」
たぶん語源は弟捨て。VIPPERな名無しさん | 2009.08.17(Mon) 11:45 | URL | No.516923 - 埼玉県なんにもないなあ
民俗学からは反れるけど、近所の調(つき)神社ってのがある
元々は昔の税金、租庸調の調を集める施設でこういう名前だそうな。
で船を使って境内まで運搬したから鳥居がないらしい。現に無い。
さらには狛犬の代わりに狛兎がいて、境内のあちこちにも兎がいる。
でそれらを含めた七不思議ってのを聞いたことがあるけど一体何なんだろう?VIPPERな名無しさん | 2009.08.17(Mon) 19:37 | URL | No.517266 - 米17は静岡県かね?
諏訪と静岡は互いに、池に物を投げ入れると一晩でもう一方の池に流れ着くって伝説が残ってる。
地下水路みたいなもんで繋がってるんじゃね?VIPPERな名無しさん | 2009.08.17(Mon) 21:15 | URL | No.517413 - 米62
同郷の人か?
捕捉するとその汚い坊主は弘法さんだったんだよな。
それ以来その川は通称、大根川と呼ばれる様になった。
毎年、冬になると枯れるんだよ川。VIPPERな名無しさん | 2009.08.17(Mon) 22:51 | URL | No.517533 - 横浜何もないなあ駄目だ
赤ん坊がもち背負うのはどこでもあるみたいだね
自分のいとこもやってたVIPPERな名無しさん | 2009.08.18(Tue) 00:57 | URL | No.517660 - 赤ん坊に餅背負わせて、そろばんとかお金の包みとかを置いてどれに行くか、みたいなのはやったなぁ
地元にある、「高麗山(こうれいさんって呼んでた)」ってやまは元々朝鮮だか台湾だかの山で、大山と背比べをしに渡ってきた、っていうの話があった
どうやって比べようか、って話をして、お互いてっぺんに竹を割ったのを渡して、小石だか水だかを流して云々、というのは林間学校の登山前に聞いた。VIPPERな名無しさん | 2009.08.19(Wed) 15:10 | URL | No.519206 - アンビリで有名になっちゃった感はあるけど、書いてる奴居ないみたいだしせっかくなんで『ムカサリ絵馬』
地元周辺では結婚する前の人が死ぬと、その供養のためムカサリ絵馬という絵馬を奉納する。『ムカサリ』は地元での方言で結婚とかそういう意味。
内容は絵で結婚式の様子描いた代物。 死んだ人間と相手役の架空の人物の名前も書く。
コレによって疑似結婚を体験させて供養するんだそうだ。ウチの親の兄の絵馬も近くの観音様のところにあるらしい。
隣の市にはムカサリ絵馬の専門絵師も居るようだ。
ただし、タブーとして死んだ人間の相手に実在の人間の名前を入れてはいけないと言われる。
実在の人間の名前を入れると『連れて行かれる』そうだ。
VIPPERな名無しさん | 2009.08.21(Fri) 19:11 | URL | No.521942 - そろそろ天皇系のネタも解禁じゃないかな?
本屋で売ってる”ファンタジーRPGモンスター図鑑”みたいな本に「天皇を指していると思われるモンスター」出すの。
だとするとどういうモノになるのか。
民族学的知識やセンスを動員して新モンスター民話作るのな。
服は狩衣。公家とか神主が着てるアレな。
で、顔にキョンシー風のお札張ってあるの。ここがポイント。
何らかの呪いを受けているというか、なんらかの管理物件的に使役されていると言うか。
一応欧米の”リッチ”に当たる最強アンデッドで。
あと、ゾンビ系かゴースト系か?労働にも使えるゾンビよりは情報を盗むゴースト系かな?
その由来については非常に惨めなものであると言うエピソードを置く。
逆切れ的に災いを引き起こし続ける、とんでもないトラブルメーカーだって設定。
辺境の離島で騒ぎ続けるひどいサノバビッチ。
モンスター界のゲイリーオールドマンって感じで。
ゲイリーオールドマン近いよな。意味不明なトラブルメーカー。VIPPERな名無しさん | 2009.09.30(Wed) 03:35 | URL | No.538098 - 要素としては 東洋風 海賊系 亡霊 ってトコロかな。
東洋と言えば中国の農村風景が多いから、海賊ってあんまり見ないよな。
見ないから作るんだけど。要素としては存在するんだから。
あ!竜宮城どうよ! 東洋風 海賊系 亡霊 の要素に合うんじゃねえ?
で、幽霊海賊団の首領がやせこけた惨めな人物で、
しかしなんかキーキーと偉そうに騒ぐの。モデルはゲイリーオールドマンで。VIPPERな名無しさん | 2009.09.30(Wed) 04:33 | URL | No.538099 - このコメントは管理者の承認待ちです| 2010.04.27(Tue) 23:19 | | No.541721
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今回ご紹介するのは、2chまとめブログ「VIPPERな俺」から、民俗学入門としても役立ちそうな面白記事。 各地に伝わる、様々な伝説やまじない、風習などを、全国の2chユーザーたちが紹介し合うスレッドのまとめです。 さて、どんなエピソードが語られているのでしょうか.......
2010/03/25(木) 19:00:34 | blogs.com
EXILEとEXCELの違い http://anond.hatelabo.jp/20090810213015 http://bit.ly/4c5tUs ※これなら確かに見分けられる。 民俗学に興味があるのでお前らの故郷の伝説・まじない・風習を教えて http://news23vip.blog109.fc2.com/blog-entry-1898.html http://bit.ly/vFlMF ※多
2009/08/13(木) 08:19:11 | 演算記録
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